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学会活動 活動報告

【2006年4月12日~14日 第49回 日本形成外科学会総会】

「整鼻術における自家組織(耳介軟骨、筋膜)移植について」名古屋院 院長 山岸誠治

目的

隆鼻素材としては以前よりシリコンプロテーゼが一般的だが、異物を用いたくないという患者の希望や、鼻の皮膚の厚み、隆鼻する部位によっては、自家組織が 第一選択となる事も多い。また、自家組織も軟骨を使用する場合、筋膜などの軟部組織を使用する場合に分けられ、移植する軟骨の形も部位によって変わってく る。当院ではどのような基準で自家組織移植を行っているか、またそれぞれの自家組織の長所、短所、適応となる部位などを、実際の症例を供覧して説明する。

方法

過去4年間、整鼻術の際、自家組織移植を行った約100症例に対して、術式及び効果を検討した。

結果

耳介軟骨は、鼻尖部や鼻柱部には適しているが、鼻背部に移植する場合は軟骨をつないだ継ぎ目が触知しやすい。また、つないで使用する場合は移植軟骨の安定 のため、2枚は重ねて使う方が望ましい。筋膜は皮膚が薄くなった鼻尖部や、鼻背の小範囲に使うには適しているが、厚みを細かく決めることができないのが欠 点である。

考察

自家組織移植は、シリコンと違って適応範囲が広いが、短所もある。手術にあたっては、それぞれの素材の長所、短所を理解した上で使用する事が重要である。

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